”お金があれば幸せ”は嘘?富裕層ならではの悩みとは

”お金があれば幸せ”は嘘?富裕層ならではの悩みとは

※これは2017年2月24日の記事です。

今回は「プライベートバンカーを読んでの感想」について、お届けいたします。

あなたは今日ご紹介する「プライベートバンカー」という本をご存知ですか?

清武英利さんという方が著書なんですが、とても面白く価値観を揺さぶられる作品で、私も海外出張中に夢中になって読んだ思い出があります。

ぜひ最後までご覧いただければと思います。

プライベートバンカーと富裕層の悩み

そもそもプライベートバンカーというのは、どんな人のことを指すのでしょうか。

実はプライベートバンクというところで働く人々のことを言うのですが、この人たちは富裕層を相手に様々な金融商品を勧め、そこで出た利益の何%かを手にして生計を立てています。

富裕層の方々がプライベートバンカーを雇うのは、財産を守り、資産を築いていく手助けをしてくれるからです。

プライベートバンカーはスイスなどでは昔から活躍しており、旧貴族や資産家の方の財産を預かり、大きな成果を上げてきたと言われています。

さて、今回の本の舞台はシンガポールです。

プライベートバンカーという仕事を通して、富裕層たちの生活を覗くことがコンセプトであり、私自身の最も興味深いポイントでもありました。

そしてこの本には富裕層の方たちの人生観も描かれています。

私も身につまされる思いで読んでいましたが、とても勉強になりましたし、読んで良かったなと素直に思える本でした。

意外な印象でしたが、この本には日本人が多く出てきます。

経済者としての成功を収めたあとの悩みは、資産を継承する際に莫大な税金がかかること。

それを防ぐために日本人の資産家たちは、こぞってシンガポールへ移住しています。

相続税をかからなくするには、受け取る側、受け渡す側の両方が海外に5年以上住まなければならない、などの細かいルールが存在しているからです。

しかし移住すれば、必ず相続税がかからないというわけではありませんし、この年数は10年に引き伸ばされると言われています。

今回ご紹介するプライベートバンカーという本では、このシンガポールへの移住を実践している人たちをインタビューし、日本を離れて幸せなのかという点に焦点をあててお送りしています。

もちろん全て実話です。

異国の地での10年

前述しました通り、相続税を逃れるためには、今や異国の地で10年という長い年月を過ごさなければなりません。

そして、10年過ごしたからといって、必ず相続税がかからないとも言い切れません。

私は最初にFXに出会い、そこから会社を経営するまでに成長することが出来ました。

もちろん、今後私も相続税の問題を避けて通ることは出来ません。

お金があることで叶えられる夢はたくさんありますが、それで必ず幸せかというとそういうわけではありません。

金銭的な余裕はあったほうがいいですし、お金と時間があるというのは、生活していく上で、とても重要な軸になってくるでしょう。

しかし、必ずしも『お金=幸せ』ではないのです。

莫大な資産を得ることによって、目標が無くなりハングリー精神が削がれてしまうというのは、不幸なことだと私は思っています。

トレーダーの方もそうですし、投資家や経営者の方も常に挑戦する気持ちを持ち続けてください。

お金がたくさん手元に入ってきたからといって、気力を失ってしまうと人間は堕落し、目標を失ってしまいます。

私自身も、今なお新しい事業に挑戦していきたいと思っています。みなさまに新しい情報をお伝えしていきたいとも考えています。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回はプライベートバンカーという本を読んだ感想をお届けいたしました。

資産を築くという大きな目標に向かい勉強に励むこと、共に多くの資金を得たあとのトレーダーとしての在り方について、少しでもお考えいただければ幸いです。

私たちクロスリテイリングは、あなたがトレーダーから投資家、そして経営者へ成長するためのサポートをこれからも全力で行っていく所存です。

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