2009年にクロスリテイリング株式会社を創業してから、10年以上の歳月が経ちました。

現在では複数の法人が誕生し、「クロスグループ」として今もなお成長を続けています。

そして10周年を迎えた今、当時、私だけが講師を務めていた時代よりも、比較できないほど多くの講師達が、「投資教育の普及」という理念に賛同し、その価値あるノウハウを提供してくれています。

そして、会社としての規模も大きくなり、現場のスタッフの成長や、提供できるコンテンツも増え、私自身、一人の講師としてではなく、最前線で活躍する講師やスタッフを裏側でバックアップしていくために、経営者として専念するために、「講師業引退」を決意いたしました。

「引退」とはいうものの、けっしてこれは退行ではなく、グループにとっても一つの成長、そして、私自身のステップアップでもあると捉えています。

私が裏側に回ることで、新しい投資コンテンツの創造はもちろん、まだ見ぬ未来の講師の発掘や、もしかすると、トレーダーの皆様にとって大きな価値につながる、新しい事業の推進もスピードをあげることができる。

そういった意味でも、私の講師業引退という決断は、これまでクロスグループを支えてくださった会員様にとっても、最善の選択であると考えています。

講師としてのコンテンツ提供や、トレーダー目線での動画配信など、第一線からは退くことになりますが、クロスグループの経営というさらにコアとなる部分で、投資教育を広げる活動はこれからも続きます。

もともとトレーダーとしての自分があったからこそ、今の自分がある。

それはずっと変わらない、私の気持ちです。

だからこそ、何かを始めるためのスタートラインは、誰にとってもトレーダーが最適だと思っています。

そこから生涯トレーダーを続けることも一つの選択肢ですし、そこで得た資金を使って、私のように別の人生にシフトしていく人もいる。

ですが、どんなトレーダーにも、ステップアップのタイミングは訪れます。

たまたま私は、トレーダーから経営者というステップを進んでいますが、あなたには、あなたの納得できる道を目指していただきたいです。

実際に私は、トレーダーとしてスタートし、それからシグナル配信業へと進んでいきました。

特にシグナル配信で得た経験が、私が投資教育を事業として起こし、広めていく必要があると考えた原点であり、今思い返しても本当に大きなターニングポイントであったと感じています。

シグナル配信は、配信者のトレード情報をそのまま公開するため、マネをすれば一時的に利益を上げることができる。

しかし言い換えると、「その配信が無ければ、その人自身が稼ぐことはできない。」ということ。

つまり、生涯にわたって、「経済的自由」を実現するためには、それだけでは意味を成さないものだと、1年半のシグナル配信を経験して、その事実に気付かされたのです。

もちろん、私のシグナル配信によって、本当の意味で経済的自由を実現した方もいます。

その方は資産を1年で50倍に増やしましたが、もともとトレードスキルがある方で、シグナル配信を鵜呑みにするのではなく、うまく活用しながら増やしていました。

シグナル配信を続けていても、トレードのやり方や投資の考え方、資金管理を身につけてもらうことはできない。

その人自身が勝てるトレーダーに成長しなければ、本当の意味で経済的自由を手にしてもらえない。

そのときの経験から、投資教育の普及のために最も確実な方法の着想を得て、今もこうして、クロスグループは10年以上、『経済的自由人の数“世界 No.1”』を実現するために尽力しています。

トレーダーとして成功したい。
人生のステップアップをして豊かな暮らしを実現したい。

そんな思いのある方は、どうか私の経験をひとつの成功例として、人生の指標にしてみてください。

これからはトレーダーではなく、経営者の山口孝志として、あなたの投資教育、経済的自由への道を支えていくつもりです。

これからも変わらぬご支援を賜りますよう私山口を、そしてクロスグループをよろしくお願いいたします。