本日も投資に関する質問をいただいたので、回答していきたいと思います。
質問内容は「FXの複数方式の並行運用」について。
つまり、FXにおけるポートフォリオの組み方についてのご質問ですね。
これは投資を行っていく上で、かなり重要な内容です。
なにより、私自身もポートフォリオを組みながら資産を築いてきました。
また、FX以外の資産運用でも「ポートフォリオを組む」という考え方のもと取り組み、資産を増やすことに成功した経緯があります。
そこで今回はポートフォリオを組みながら、どのように資産を築けばいいのか、私の実体験を元に話をしていきましょう。
トレーダーや投資家として成長するだけでなく、長期的な資産形成のヒントに繋がる内容だと思いますので、ぜひ最後まで記事をご覧くださいね。
一攫千金を狙うのではなく、コツコツ積み上げること
複数のポートフォリオを組む上で気をつけるポイント。それは一つ一つにかけるロット(資金量)を抑えることです。
ロットを抑えたら、大きな利益を一気に狙うことはできませんが、コツコツ資産を増やしていけますよね。また、逆に考えれば、大きな損失が出ないことにも繋がります。
そもそもトレードというものは一攫千金を狙って行うべきではない、というのが私の考えです。
一攫千金を狙ったトレードは一撃が大きく、それが利益であればまだいいですが、失う時も同様に大きな資金を失ってしまいます。
今がこんな時代だからこそ、短期間で一気にお金を増やそうと焦るのではなく、むしろ長期的にFXと一生付き合っていくつもりで真摯に取り組むべきです。
そうなれば、いつでもどこでも好きな時にお金を生み出せるようになるでしょう。
FXは個人でお金を稼げる最高峰のビジネスモデルですから、相場から自由自在にお金を生み出せれば、環境や情勢が大きく変わっても心配することはありません。
私自身は機械的にトレードを続けるシステム、EAも使うことはありますが、こちらは副次的な使い方で、ベースにしているのは裁量トレード。相場に合わせながらいつでも稼ぎ続けるためです。
どんな時代でもお金を生み出せる、安定した利益を稼ぎ続ける投資家になる。
そのためには一つの手法にこだわるのではなく、ポートフォリオを組んでさまざまな稼ぎ方を身につける考え方は、かなり重要なのです。
私もこれまで、いくつものトレード手法を学び続けてきました。「どれか一つに絞る」ための学習ではなく、あくまで稼ぐ手段や知見を広げるための継続学習は、変わり続ける相場に合わせてトレードするためにも必要不可欠です。
複数の手法を組み合わせるメリットは、一撃のリスクも軽減されるため、資産が一気に減らない点でしょうか。また知見が広がれば相場への理解も深まり、どんな相場でも利益を狙いやすくなるでしょう。
デメリットは、冒頭でも触れたとおり大きく一撃で稼げない点くらいでしょうか。しかし、お伝えしてきたとおり、一撃で大きく稼ごうとするのはリスクがあります。
もちろん、時間は多少かかりますが、実際に私はポートフォリオを組みながら資産を一定のところまで築くことに成功していますから、リスクを負ってまで急ぐ必要はありません。
FXを仕事にするくらいのつもりで向き合い、まずは一つのロジックで稼げるようになる。そうして徐々に、複数のロジックやシステムも使いながらトレードしていきましょう。
また、ポートフォリオを組む考え方はFXに留まりません。
トレードでまとまった資産を稼げるようになったら、次はお金にお金を生んでもらう、そんな資産運用にもお金を振り分けていけると、より盤石なポートフォリオによって資産を築いていけるはずです。
ぜひ、今回のアドバイスがあなたの資産運用の役に立てるなら幸いです。