※これは2016年12月9日の記事です。
今回は、「一歩を踏み出す勇気」をテーマにお届けします!
一歩を踏み出す勇気
あなたは今、自分の夢や、望んでいることに向かって、しっかりと一歩を、踏み出せていますか?
はっきり「YES」と答えられる人は、少ないかもしれませんね。
先のことを考えたり、保険を考えたりとなかなか覚悟ができなくて、とても難しいことです。
でも、一番重要なことは先の不安や保険を考えることではなくて、「とにかく行動を起こせる」その意思ではないでしょうか。
私事になってしまいますが、「勇気を出して、一歩を踏み出す大切さ」を思い知らされたお話をします。
この話を最後まで聞いていただければ、あなたもきっと、勇気を持って一歩踏み出すことができるはず。
私のこどもに起こったとある出来事
私にはこどもが2人いて、上の子が高校2年生なのですが、友達が多く、毎日のように家に遊びに来ているんですね。
その友達の中には、同じ高校だけど学校に行っていない子がいるんです。
本人が言うには、いじめられていたわけではなく、小学校のときから学校に行くことにすごく違和感を感じ、毎朝学校に行って、みんなと机を並べるというのがどうしても違うと感じるのだそうです。
日本人であれば学校に行くのが当たり前で、行かないやつはおかしいと考える人もいるかもしれませんが、人の数だけ感じ方はもちろん違うので、そう考える人がいてもおかしくありません。
けれど、結局その子は出席日数の問題で、1年留年してしまうことになったんです。
それが原因でその子自身ストレスが溜まり、同じ学年になった後輩にからかわれ、相手に手をあげてしまったと聞きました。
勘違いしてほしくないのは、私はその子と実際に会っているのですが、本当はすごくいい子で、とても頭がいい子なんです。
ただ、そういう事件が一度起こったことで、「こいつは精神的におかしい」と周りからも思われてしまって、精神科病棟に入院することになってしまいました。
その後、心配したうちの息子が連絡を取ったのですが、「病室に管理されて、外に出られなくて辛い」と話をしたそうなんです。
このままだとまた留年になってしまうことになる。そんな時、うちの息子がある行動を起したんです。
私も聞いたときには驚いたのですが、なんと担任の先生のところへいき、「あの子は外に出たがっている。病院から出してあげるには保護者の同意が必要だから、あの子のお父さんの連絡先を教えてくれ。」と言いに行ったんです。
これってなかなか簡単にできる行動ではないですよね。
それを受けた担任から、「人のために動くことは最後まで責任を持たなくてはいけない。」「もしその子が外に出れたとして、次何かあったら責任をもてるのか?」と言われ、結局意見は潰されてしまったそうです。
それでも私は、そうやって息子が意思をもって動いたことはすごいなと思いますし、妻とも話したのですが、こういうときに友達を見捨てる子じゃなくてよかったと思いました。
経済的自由を目指すなら
私がこの話であなたに伝えたい事は、 “行動すること”なんです。
高校2年の息子でさえ、こうやって何かの目的のために一歩を踏み出しました。
結果は失敗に終わりましたが、一度踏み出す経験をすることで、次にまた難しいことがあっても、挑戦しようという意思がもてるんです。
FXだけでなく何をするにしろ必ずハードルというのは存在しますから、経済的自由を目指す以上、乗り越えなくてはいけないことがあります。
その中には、世間からの批判や批難もあるでしょう。
私も、学生の頃に留学をしようとしたら「お前は非国民だ」、「お前みたいなやつは日本を潰す」と親戚から言われ、トレーダーになろうというときも、会社を起業するときも親に反対されました。
しかし、そういうことを言う人たちというのは、実はあまり経験をしたことも無く、普通に学校行って、会社に勤めて、それが幸せといった偏った考えを持っている人たちなのです。
もちろん「それが幸せ」というのも、正しいことだと思います。幸せの価値観は、一人ひとり違います。
でも、あなたにもし、現状を変えたいと思う気持ちや、何かに挑戦したいという気持ちがあるのでしたら、さまざまな経験をしてきた私が今言えることは、「とにかく行動して経験してください」ということです。
そして、一回だけの人生を無駄にしないためにも、思いっきりその一歩を踏み出してください。
その一歩は、もしかしたら失敗するかもしれないけど、でも踏み出せば何かが変わるし、次の一歩に必ず繋がります。
最後に
FXで稼ぐためのスキルを手に入れることは、決して難しいことではありません。
逆に、十分スキルを身につけてトレーダーとして稼げるようになってからの方が大変です。
稼いだお金をどう使っていくのか。マインドはどうやって保つのか。
一時的な利益は誰でも作れますが、それを5年、10年と続けるのが難しい。
とにもかくにも、何事も前に進むために一歩を踏み出すことです。
失敗してもいいんです。
失敗からしか学べないこともたくさんありますので、勇気をもって前に進んでいきましょう。