※これは2017年4月21日の記事です。
今回は、クロスグループの今後についてお届けしていければと思います。
みなさまには直接関係ないことかもしれませんが、今後もクロスグループを末永くご愛顧いただくために、今の私の経営者としての思いをお伝えしておりますので、ぜひご覧いただきたく思っています。
クロスグループ全体の決算についてのご報告
弊社クロスリテイリング株式会社を含む、クロスグループ全法人の決算が完了いたしました。
前期はグループ全体で約20億の売上を残すことが出来ました。
こういったお金の話はデリケートなので、どのようにお伝えするのが正しいのか分かりませんが、今回はこのようにお伝えできればと思っています。
なぜ今回このような場を設けたかというと、前述した約20億という売上は過去最高の売上高なんですね。
クロスグループではクロスリテイリング株式会社を柱として、投資に関わる多くのコンテンツを配信させてもらっています。
それもひとえに日頃から弊社のサービスをご利用いただき、多くの方に支持をいただいているからこそ。
会社としての発展はみなさま無くしてはありえないのです。
いつも本当にありがとうございます。
クロスグループは規模も大きくなり、スタッフの人数も総勢で50名を超えるまでになってきました。
もちろん人数が増える度に経営の舵取りが難しくなってきますし、私は経営者として年々、そういった難しさを痛感しています。
ですが、「ここらへんでもう良いんじゃないか」と経営者が妥協してしまうと、会社はその先、発展することはありません。
私は経営者としての目標を見失ってはいけないんです。
この記事をご覧いただいている多くの方は、サラリーマンだと思います。
つまり、いずれかの企業に雇用されている方ですね。
企業に雇用されている方というのは、経営者と違って、行使できる権限こそ少ないですが、その代わりに自分一人で負わなければならない責任というものも少ないですよね。
もちろん、会社に不利益をもたらす行為は出来ませんが、1日8時間労働の対価として給与を得ることが出来ますし、残業がなければ基本的に8時間が終われば自由です。
しかし、経営者はそうではありません。
労働した対価に対して金銭をもらうのではなく、24時間365日会社のことを考えていなければならないのです。
クロスグループが目指す未来
クロスグループは近年発展し続けています。
それはWEBという時代の波を活用しながら、投資教育事業を推し進めているビジネスモデルの方向性が正しいことの証拠でもあると思います。
我々は投資教育事業をもっと日本中に根を張るようにして、発展させていかなければなりません。
しかし、先ほども伝えたように、会社の規模が大きくなると、同時に経営も難しくなりますし、企業経費もかかります。
そういった会社の規模が大きくなったときに見なければならないのは、売上よりも、利益額よりも、利益率だと思います。
利益率が上がっていない中で、更に投資教育事業を軌道に乗せていくというのは正直に言って難しいことです。
そこで、クロスグループでは、クロスリテイリング株式会社で投資教育のWEB配信を行い、日本投資家育成機構では投資関連のセミナーや企画、株式会社Asset Cubeでは主に海外不動産の魅力をみなさんにご紹介しています。
そうしてグループ法人全体で多くの方の投資人生が豊かになるようにしていければと思っているのです。
これらをまとめているのがクロスグループであり、私自身はいま、海外での事業にも着手しています。
これからは投資教育事業には直接関係のないと思われるようなこともやっていくつもりです。
それは投資教育事業だけではないところでも会社を守るための術を持っておくため。
これはFXでもおなじみの、いわばリスクヘッジです。
会社経営というのは一言では言い表せないほど難しく、生半可な気持ちで出来るものではありません。
他の事業でも収益を上げ、会社を守り続けることが、投資教育事業をこの日本という国に根付かせるための近道だと私は考えています。
もちろん近道といっても、10年はかかる覚悟ですが。
いま、一歩一歩達成していかなければ、前には進むことは出来ません。
私はこれからも前に進んでいきたいと考えています。
最後に
今回お伝えさせていただいた通り、私は経営者としてこれから会社を守り、そしてさらなる発展をさせていくための体制に入りたいと考えています。
そのために、今後は表舞台からは少しずつフェードアウトしていくつもりです。
今の私に必要なのは、トレードのノウハウをみなさんにお伝えすることではなく、経営者として投資教育事業をより多くの方へ届けるために発展させることだと感じているからです。
そろそろ講師としての役目には終止符を打たなければならないなとも考えています。
それに、私がお伝えしたいことは、すでに過去の多くのコンテンツに収録されていますからね。
トレードのノウハウを伝えるという役目は、後任のFX-Katsuや弊社の講師陣に任せて、私は事業家、そして経営者として投資教育事業を早急に進めていくための第一歩を踏み出していこうと、そう考えています。
もちろん私の「より多くの方へ投資教育を」という志は、この会社を持った当時から変わっておりません。
ですから、私の志についてきてくださる方は、ぜひ、これからもクロスグループを応援していただければ幸いです。