※これは2018年7月13日の記事です。
本日は、気分を変えてインドネシアのバリ島からお届けしています。
現地の人々との出会いにも恵まれたおかげで、とてもリフレッシュした生活をバリ島で楽しんでいます。
せっかくなら、本日はバリ島のリゾート気分をお伝えしたいところですが、本日はそれよりもあなたのためになる話をしたいと思います笑
それは、海外から覗いてみた日本の投資事情についての私の考えです。
私は普段、海外に出かけることが多いため、日本以外のモノの考え方に触れる機会が多々あります。
そういった環境に身を置いていると、日本という国や日本人について、改めて客観的な視点で見ることができるようになるんですね。
もしかしたら、今回の内容はあなたにとって目からウロコな情報となるかもしれません。
ぜひ最後までご覧になり、あなたの投資に対する考えを見つめ直すきっかけにしてみてください。
日本人が投資に苦手意識を持っている理由
よく「日本人はお金儲けが下手だ」といわれます。
戦後の日本を考えてみると、急速な高度経済成長時代があったものの、それはアメリカの手助けや、円高による成長という側面もあり、日本という国だけの力でここまで成長できたとは、胸を張っていえない状況です。
むしろ現在は円安傾向にあるため、日本円の価値が徐々に下がってきていることを考えても、確かに、日本国内だけを見つめている人はお金儲けが上手ではないのかもしれません。
そして、これは国単位の話ではありません。
国民性というところに目を向けてみたときにも、「日本人はお金儲けが下手だ」といわれてしまう理由があるんです。
あなたの身の回りで、日頃からお金の話をする人はいますか?大半の方が「いない」と答えるのではないでしょうか。
なぜなら、お金や金融に関する話をすること自体がタブーであるような風潮が日本にはあるからなんです。
これこそが日本の成長を抑制しているひとつの原因だと私は考えています。
これは昔から変わりません。
私の幼い頃も、貯金は美徳であるとか、投資はあまり良い印象ではないとか、そういった印象が身近にあったように記憶しています。
それでは、他の国はどうなのか。
一歩、日本の外に出てみると、投資や金融商品によってレバレッジをかけてお金を増やす考え方は当たり前。
というのが諸外国の常識なんです。
日本の常識を改めて考え直してみる
さて、先ほど「諸外国の常識」についてお伝えしましたが、これを言い換えると、「日本の常識は、世界から見ると非常識」ともいえるのが現状です。
たとえば日本人の多くは、貯金をすることが自身の資金を守ることだと信じていますよね。
「よくわからない投資・金融のことは考えず、銀行にお金を預けておけば安全だろう」と盲目的に信じている日本は、世界から見るとガラパゴス化しているのです。
「でも投資にはリスクがあるでしょ?」と考える方もいるかもしれませんが、貯金にだってインフレのリスクが潜んでいます。
さらにいえば、貯金にはレバレッジをかけることができないのもデメリットといえるでしょう。
現に、貯金をしても日本が豊かになっていかないというのは、すでに日本がインフレに飲み込まれているためですし、預けているだけの資金はレバレッジをかけられないので、減ることはあってもほとんど増えることがありません。
このように投資や金融商品に対する知識が乏しい、警戒心があるというのは個々人の問題に限ったものではないでしょうね。
日本だと、銀行や証券会社を通じて行う投資信託が人気ですが、これについて最近の発表によれば、なんと投資信託の約4割はマイナスで、さらに残り6割も銀行や証券会社の手数料を引けばマイナスとの結果も耳にします。
つまり、手軽に始められる投資信託が人気を博している一方で、それでは稼げていないのが日本の実情なんです。
このことからも、日本の投資事情が総じて弱いということが浮き彫りになっていますね。
こうした発表を見ると「やっぱり投資は稼げないんじゃないの?」と感じてしまう方もいるかもしれませんが、それはしっかりと正しい情報を得ようとしない人だけであり、世界に目を向けてみれば、うまく稼げていないのは日本人くらいなんです。
だから、世界には稼げる金融商品がたくさんあり、それによってお金を増やして人生を豊かにしたり、夢を叶えている人が大勢いることを忘れないでください。
そして、日本の常識に囚われて、客観的に見ることができないというのは、非常に危険なことだともう一度伝えておきます。
「日本の考え方は世界から見ると明らかにおかしい!」そういった面は、意外とたくさんあるものなんです。
ビジネス事情から見える日本経済の弱点
こうした「日本だけの常識」という視点は、投資に限ったものではありません。
少し角度を変えて、ビジネスからのお金事情についても考えてみましょう。
たとえばあなたが「たくさん稼ぎたい!」と思ったら、どのようなことを考えるでしょうか?
日本には、残業や休日出勤で働き詰めとなることで、給料を手にしようとする風潮がありますよね。
しかし世界を見てみれば、そのような非効率的な働き方をしている国は多くありません。
人の労働時間は一定で決められているわけですから、その中でできるサービスの質を追求し、そのサービスに見合った対価を相手は払うというのが当たり前なんです。
その点、日本は他国と比べると、サービスが過剰になってしまう傾向があるように感じます。
特に、まずは無料のものを提供して試してもらい、次に有料のものを手にしてもらう、というのが日本のビジネスモデルのひとつにありますよね。
この結果、「何もしなくてもサービスが手に入る」「自分は偉い」といった意識を消費者に持たせてしまい、人々はサービスを得るための勉強をしなくなってしまいます。
さらに提供する側は、より過剰なサービスをしていく必要に迫られることにもなります。
また、そうした対価を得られないサービスをしたからといって、一人ひとりの給料が潤沢になるわけではありません。
むしろ、自分たちの給料やボーナスの元になるお金が入ってこないのですから、逆にボーナスカットなどに見舞われることだってあり得ます。
ほかの国では、あまり無料でサービスを提供する文化がありません。
こうした過剰サービスの増加で給料が上がらない状況に日本が追い込まれているのは、世界的に見ると異質なことなんです。
その点、諸外国は上手にお金を循環させる仕組みができているように思います。
たとえば自分がよく行くシンガポールには、お金持ちが自然とお金を使いたくなるような仕組みが街中に溢れています。
その中にはもちろん金融商品も含まれていますよ。
現在訪れているインドネシアも、現地の銀行口座でATMを利用しお金の引き出しを行うと、毎回投資を促すサービスが出てきます。
しかも、そこで紹介される金融商品は、年利10%などの日本では見かけないような高額なものが多々あり、過去数十年の間に年利を受け取れなかったことがないとか、これまで元本が減ったことがないといった、実績のあるものが多数です。
金融商品が持つリスクをきちんと示した上で、確かな実績も確認できる。
その上で資金の一部を気軽に投資できる環境が整っているということです。
このように、ビジネスの面から考えるお金事情についても、やはり日本は独自の常識に縛られることのリスクを考え直す必要があるといえるでしょう。
人生にレバレッジをかける生き方
ここまで、日本の常識と世界の常識を比較しながらお話してきましたが、一言でいってしまえば「日本人はレバレッジをかけるのが下手だ」ということだと思います。
金融商品、ビジネス、生活にレバレッジをかけるという行動がなかなかできないんです。
たとえば「夢や希望を持ってそれに突き進む」というのは、ひとつの、レバレッジをかけてリスクを取った行動になるわけですが、日本ではそれを良しとしない風潮がありますよね。
そういった島国・日本の常識しか知らず、それに縛られた行動しかできないというのはとても危険なことですし、そのことは個人にとどまらず、国の存亡の危機にも発展するかもしれないと、海外から日本を見つめることで思うことがあります。
まずは身近なところで、貯金に絶対の信頼を置くこと=資産を減らすことになるその事実を受け止めるところから始めてみましょう。
それでは、あなたの資産にレバレッジをかけるためにはどうするべきかというと、投資がひとつの選択肢となります。
ただし、無知なままで投資に挑んでも上手に稼ぐことができません。
投資のリスクを理解してレバレッジをかけていくためには「学び」がどうしても必要不可欠です。
その「学び」の中でも、まずは投資について学び、リスクをコントロールする方法を身につけましょう。
自分にあった投資商品の選定ができるようになりますし、経営においても重要な視点を養うことができるので、本当に重要なスキルを身につけることができるわけですね。
今回の記事をここまで読んでくださったあなたにも、ぜひ狭い常識に縛られることなく、広い視野を持ってレバレッジをかけた人生を歩んでほしいと思います。
そこで重要になる知識や情報は、今後も引き続きお届けしていきますので、ぜひ役立ててください。