※これは2017年4月17日の記事です。
今回は、トランプ政権をメインに世界の政治というテーマでお届けいたします。
トランプ氏が政治を握るようになってから、アメリカでは多くの施策が提案されてきていますね。
では、その施策が回り回って、世界に、そして日本に影響を及ぼすことはあるのでしょうか。
もし、日本の経済が破綻したとしても、自分の資産を守っていきたいと考えている方は、ぜひ最後まで必ずご覧になってくださいね。
朴前大統領の逮捕
トランプ政権の話の前に、お隣の韓国に目を向けてみましょう。
韓国で朴前大統領の逮捕劇が報道されました。個人的にはこの逮捕は“やり過ぎ”だったのではないかと思っています。
もちろん朴前大統領に証拠を隠滅するなどの疑惑があった場合は逮捕に至るべきだと思いますが、今回の場合、そこまでの理由があったようには思いません。
私が考えるに、今回の逮捕は、検察が世論の勢いに押されたが故の強行判断だったのではないでしょうか。
国民に迎合された政治に未来はありません。
これは歴史的にも、示されていることかなと思っています。
トランプ政権と日本の行く末
さて、トランプ氏の政策の中には“保護主義”というものがあります。
これは関税をかけることによって海外からの輸入品の量を減らし、国内での売上量を上げようとしているのです。
トランプ氏はアメリカ国民には、減税を約束しつつ、国内の産業を発展させるために、公共事業に投資するとも宣言しています。
税金という名の資金が無いにも関わらず公共事業に投資する、これが何を意味しているかというと、そう、借金ですね。
国としての借金、つまり国債の発行です。
しかし、国債の価値が下がって国債の金利が上がれば、住宅ローンや企業の設備投資などの長期金利も上がりますから、景気の鈍化は避けられないように思います。
アメリカが関税を引き上げる
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必然的に他国も関税を引き上げる
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今まで国外から輸入していた部品や商品が高くて手に入らなくなり
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産業は発達しなくなる
アメリカというたった一国が政策を変えるだけで、周辺諸国にも多大な影響が及び、遂には世界的な経済問題にも発展する可能性があるんです。
このまま突き進めば、アメリカ経済はいずれ破綻するでしょう。
借金に借金を重ね、自国の経済を回す代わりに他国からの輸入を減らすのですから。
もちろん日本も大きな影響を受け、経済は破綻することが容易に想像出来ると思います。
そのとき生き残るためには、生き残れるだけの“資産”と“スキル”が必要です。
それが、私が何度もお伝えしている、自国以外の通貨を所有したり、プラチナや不動産を持って行う資産のポートフォリオ化とリスクヘッジです。
世界経済は混沌としていて、もちろん私にもどうなるか分かりません。
だからこそ、小さなお金を大きくするためのトレードというスキルを持っていて損はありません。
万が一、日本経済が破綻したときに、自分の資産を守れるように、リスクヘッジの検討、そして自らの力で稼いでいくためのスキルは今から持っておくようにしておきましょう。
最後に
スポーツにしろ、勉強にしろ、やり続けていなければ筋力も勘も衰えていきます。
やってないものは廃れていきますし、身体も忘れていきます。
考えてみると、今までにも様々な国が経済破綻を経験してきました。
そのとき生き延びたのは外貨やゴールドを持っていた人、もしくはゼロからでも稼げるノウハウを持っていた人なんです。
継続学習で新しいトレードや手法に触れることでスキルを維持したり、様々な資産でポートフォリオを組み、資産を守る取り組みを行ったりしていきましょう。
あなたにはぜひ、そこに目を向け続け、今日の私の話を忘れずに、これからもトレーダーとして成長し、そこから投資家や経営者を目指していただければと思います。